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IPv6化で高速通信のススメ

IPv6またはIPoEってご存じですか?

新型コロナウイルスで自粛生活をしている中でネット環境を良くしようとルータを買換えたり回線の切り替えを検討されている方を多く見受けてました。今より通信が速く良いルータに買換えることで通信が安定するかもしれません。

もともとISDNやADSLなど様々にインターネット回線は進化してきました。近年のインターネット回線では光やケーブル光が主流に変りつつあります。

今やスマートフォンやタブレットの黄金期といっても過言ではないほど普及されているデバイスの数々。そこで自宅のインターネットを安定させ尚且つ高速通信に切り替えてみようってことです。

IPv6とは

IPv6(Internet Protocol Version 6)はインターネットプロトコルの一種です。現在主流であるIPv4でのIPアドレスは約43億個であったのに対して、IPv6は約340個使用可能となりました。見慣れない桁が出てきましたがは340兆の1兆倍の1兆倍個です。

もう訳のわからない数字の世界ですが簡単に言えば実質無限大に接続可能になった規格だということです。

IPv4でもかなりの数だと思いますが現代において、一人一台以上持つ環境化では少ないのです。特にゴールデンタイムと言われる時間帯においては混線し、使う人が多い時間帯においては動画視聴で止まった事がある方も多いと思います。

それを安定させる為に開発されたものがIPv6です。元々は速い段階で研究を進められていた規格でしたが徐々にですが世に出回ってきたかなという印象です。

IPv6にするメリット

ここまでいうならメリットはなんだと言えばまさに回線の速度改善です。光コラボでNTT回線でどこかしらと提携されているコラボを使っている方も多いと思います。しかし光コラボで回線が遅いと感じている方も多いようです。

そこでIPv4からIPv6に変更したら劇的に改善したという報告もチラホラ目に入るようになってきました。

コラボでは用意されたプロバイダを使うことが決まっており別のプロバイダを使いたい場合は別途で契約する必要があるのです。大手のコラボ提携なところであればほぼほぼIPv6は適応されているので回線が遅いと感じた方は切り替えも試しましょう。

私のIPv6に変更した後の計測値です。IPv4の時はこの200が20でした。計測した時間が23:40でしたのでこの時間帯にこれだけ出ていたら感無量です。この時間帯でこのぐらいの速度が出たら十分過ぎますね。

先日仕事の関係でインターネットが遅いとご連絡があり伺ったところ同じサイトで計測したら4Mbpsでした。それは遅すぎますね。アクセスしようとして時間がかかりすぎてタイムアウトしてしまうぐらい遅いようです。

そこでIPv6に切り替えをしてルータのファームウェアを更新しました。同じルータで計測したところ10倍の45Mbpsでした。メッシュルータに変更したところ140Mbpsまで改善しました。体感で分かるほど速く感じて頂けました。

IPv6デメリット

良いところあれば悪いところもあるのが世の常です。

NTTの光回線でお話をすると勝手に切り替わるわけではありません。NTT会員サイトよりログインをして契約内容の詳細よりIPv6を追加する作業が必要になります。追加は無料で済ませられるので使わなくても追加しておくといいですね。

追加したから後は待ってればいいのかな。いえ、そんなことはありません。IPv6を追加したらお次は使用プロバイダのIPv6の有効化する必要があります。これはお使いのプロバイダ情報でやり方が異なるのでここでは省略します。

上記の2項目でも設定苦手であるとか契約内容なんて良く分からないって方も多くいると思います。使いたくてもここが良く分からないって場合は切り替えに対して億劫になりますし面倒臭いなと思ってしまうところです。

切り替えは出来た!これで速くなる…いえ、まだ確認事項があります。ご使用無線ルータがIPv6に対応しているかどうかです。切り替えが無事に終わっても対応しているルータを使わないと切り替えたメリットが活かしきれません。

何かあったときに、どうしたらいいか分からない場合は自身で試せる知識が少し必要です。今の現状の速度で満足していた場合は切り替えなくてもいいやってなる方もいるかもしれませんね。

ほんじつのまとめ

実際使ってみての感想はかなり改善されました。パソコンを使うことがメインなので特に顕著に体感出来ていると思います。データのダウンロードするデータ量が多いほど肌で感じ取ることが出来るほど通信が安定しました。

今の回線速度に満足していない方はやってみる価値あり。特に不便に思っていなければ今のままでも良いと思います。新しいことを導入するのは使えなくなった場合に困るので環境によって絶対IPv6にしなきゃダメってことではないってことです。

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