自作パソコンに必要なパーツ2026年版|初心者向けにわかりやすく解説
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自作パソコンとは
自作パソコンと聞くと、大半の方が口を揃えて「難しそう」という言葉を口にします。そもそも機械が苦手・パソコンと聞いただけで拒否反応が出てしまう方でも、実は作り方はさほど難しくありません。プラモデルを作ったことがある方なら、十分作れてしまいます。
自作パソコンというと「性能が良さそう」「高そう」「ゲーム用のパソコン」というイメージが強いようです。実際にゲーム用として組む方が多いのは事実ですが、モニターを複数台並べて株の取引に使う「kabuパソ」と呼ばれるトレーダー向けパソコンを組む方もいます。
自作パソコンの性能面は、予算によって大きく変わります。予算内で組むとなると、どこかで妥協が必要になり、価格が安ければ安いほど性能も比例して下がっていきます。逆に予算に余裕がある方は、いわゆる「高スペック」と呼ばれる自作パソコンを組むことができます。
自作パソコンに必要なパーツ
マザーボード(motherboard)
聞き慣れない言葉かもしれませんが、1台のパソコンに必ず必要になる「メインボード」です。パソコンの土台であり、各パーツ間の橋渡しをする電子回路基板だとイメージしてください。
2026年現在の主流はDDR5メモリに対応したモデルで、CPUのソケット規格(Intelなら現行世代のLGAソケット、AMDならAM5など)に合ったマザーボードを選ぶ必要があります。
メモリ(memory)
パソコンにおける「メインメモリ」のことを指します。よく例えられるのが「作業机」で、メインメモリの容量が大きいほど机の上のスペースに余裕ができ、作業がしやすくなります。
現在の主流規格はDDR5です。一般的な用途なら16GB、ゲーミングや動画編集も視野に入れるなら32GBあると安心です。
CPU(Central Processing Unit)
現在CPUはIntelかAMDの2種類から選択し、予算と相談しながら決めていきます。パソコンの頭脳となる、処理性能に大きく関わる大切なパーツです。自作パソコンで構成を考える際、最初に決めるパーツになることが多いです。
電源(電源ユニット)
各パーツに電気を供給し、パソコンを動かす動力源です。電源を選ぶ際は、構成全体の消費電力より少し余裕を持たせた容量を選ぶと、安定して使えるパソコンになります。近年は電力効率を示す「80PLUS認証」(Bronze/Gold/Platinumなど)も選ぶ基準の一つになります。
SSD/M.2(ストレージ)
システムやデータを保存しておく記憶媒体です。一昔前まではHDDのみで構成されるのが主流でしたが、速度と耐久性の面から、現在ではSSD、特にM.2 NVMe規格のSSDが主流になっています。OS用のドライブとしては、最低でも500GB、できれば1TB以上を選んでおくと安心です。
ビデオカード(video card/グラフィックボード)
ゲーマーにとっては、一番お金をかけるパーツかもしれません。俗に「グラボ」とも呼ばれ、ゲームの映像処理を担う重要なパーツです。逆にゲームをしない、動画編集などもしないという方であれば、必要ないケースもあります(CPU内蔵グラフィックスで足りる場合があります)。
光学ドライブ(DVD/Blu-rayドライブ)
レコーダーやプレイヤーでお馴染みのパーツですが、2026年現在ではほぼ不要パーツとなりました。ソフトの配布やOSのインストールもUSBメモリやダウンロードが主流になっており、そもそもドライブを搭載するスペースがないPCケースも増えています。特別な理由がない限り、無理に組み込む必要はありません。
PCケース
見た目と予算で選ぶパーツです。マザーボードの規格(ATX、Micro-ATX、Mini-ITXなど)によって対応するケースのサイズが変わります。個性が一番出やすいパーツでもあり、ガラスパネル越しにパーツやライティングを見せる「見せるPC」を意識して組む方も増えています。
パーツが揃ったら組み立て
上記パーツが揃ったら、いよいよ組み立てです。予算とやりたいことを踏まえて購入したパーツを、慎重に組み立てていきましょう。
組み立てが終わると、いわゆる「自作パソコン」の完成です。ただし、このままではまだ使えません。記憶媒体に起動用のシステムが入っていないため、電源を入れると画面には何か映りますが、Windowsはまだ使える状態ではありません。
組み立て終わったらOSインストール
Windows 11を使いたい場合は、正規のプロダクトキー付きパッケージ、またはMicrosoft公式サイトからのダウンロード版を用意し、インストール後にプロダクトキーで認証すれば正常に使えるようになります。
その他必要になるもの
モニター
パソコンの映像出力先です。大きさもバリエーション豊かで、小さいものから大きなワイドモニターまで様々です。使用する部屋での距離感や机の大きさに合わせて選ぶとよいです。ゲーム用途であれば、リフレッシュレートや応答速度もチェックしたいポイントです(詳しくは「ゲーミングモニターの選び方2026年版」の記事もご覧ください)。
キーボード
キーボードも価格帯が様々です。「ゲーミングキーボード」と呼ばれるものは、キーの内部構造(軸)にこだわって作られており、打鍵時の音や打ちやすさに関わってきます。
マウス
使用者によって用途が大きく変わるデバイスです。作業用途でトラックボールを愛用する方もいれば、ゲーム用にゲーミングマウスを選ぶ方もいます。
今回のまとめ
全てのパーツを揃えた方は、今すぐにでも自作パソコンに挑戦できる段階です。最近はマザーボード・CPU・メモリがあらかじめ組み合わされた「パーツセット」も販売されており、規格の相性を細かく考えなくても購入できるようになっています。
用途に合わせたパーツセットであれば、購入するだけで特に問題なく使用できます。CPUの性能やメモリの容量に迷ったら、購入店のスタッフに聞くのも一つの方法です。自作パソコンを作るうえで一番大切なのは、「何をしたいか」を先に決めることです。
何をするか決めてから予算を決め、用途に合わせてパーツを構成していきましょう。作ってみたいという興味本位であれば、格安で組むことも可能です。多くの方は目的があって自作パソコンに挑戦すると思うので、どんなゲームをするのか、どんな仕事や投資に使うのかによって、必要な性能は変わってきます。
後から「こっちにしておけばよかった」と後悔すると、余計に予算がかさんでしまいます。妥協できるところは妥協するのも一つの手ですが、「作ってよかった」と思える自作パソコンに仕上げてほしいです。
今回は自作パソコンに必要なパーツを、ざっくりとした内容で紹介してきました。1つ1つ自分で選ぶとなると、細かい注意点もいくつかあります。セット販売であれば特に気にする必要はありませんが、マザーボードの規格によってPCケースのサイズが変わったり、メモリの規格にも複数の種類があったりします。
パーツの性能は日々進化しており、DDR5メモリやPCIe 5.0対応のSSDなど、2020年当時とはスペックの水準も大きく変わりました。個別のパーツについては、当サイトの他の記事(SSD・CPUクーラー・モニターなど)でも詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
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